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いよいよ明日☆「スコットランド独立投票」

イギリスを形成する連合王国からの独立の是非を問う住民投票日が、いよいよ明日にせまってきました♪

スコットランドに来たばかりだった約一年前は、周りの98%くらいが反対派で「もし独立したらイングランドに引っ越す!」と鼻息荒く言っていた人たちがほとんどだった記憶があります。
唯一「私は賛成!」と言っていたのは、両親が来た時のツアーでお世話になったガイドさんくらいだったかな。

以前はタクシーに乗るとサッカーチームの「セルティック」ファンか「レンジャーズ」ファンかでドライバーさんと盛り上がっていたんだけど、最近の話題は専ら独立投票のことばかり。
ちなみにタクシーの運転手さんたちは「独立賛成派」が多い印象です。

最初は反対派だった我が家の大家さんも「年金のこととかは心配だけど、子や孫のことを思うと独立に賛成かなあ…」と最近考えを変えた模様。

私たちも来た当初は「まさか、独立なんてないよね〜」と軽く考えていたのだけど、最近は周囲に訊いてみても街を見回してみても「Yes派」と「No Thanks派」が半々くらいのような気がします。

アパートメントの窓や車にステッカーを貼ったり、旗を掲げて主張する人たちも、投票日が近づくに連れて増えてきました。
色のせいか、アメリカの大統領選を思い出してしまうわ…^^;

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そして毎日のように、スコットランド政府とイギリス政府の双方からパンフレットが届きます…。

スコットランド政府発行のパンフレット

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イギリス政府発行のパンフレット

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ウェストミンスターの腐敗しきった政治にうんざりなこと、核ミサイルを搭載した潜水艦が「ロンドンからなるべく離れた場所に置こう」という理由でスコットランドに配備されていること、そして合併以来数百年続いてきた数々の不平等な仕打ちに対する住民の怒りが独立への機運を高めているわけですが、独立後のポンドの維持やEUへの参加が可能かなど未解決の問題も山積み。
だけど「たとえ独立後に貧しい暮らしを強いられるとしても、自分たちの未来は自分たちで決めていきたい」というスコットランド人のプライドが根底にあります。

外国人の私から見ると「少しは自治権みたいなものがあるんだし、イングランドより医療制度も教育制度も優れているのだから、このまま連合王国に留まって”いいとこ取り”をすればいいのに…」なんてズルイことを思わなくもないのだけど、やっぱりここは当事者じゃないと理解できない複雑な歴史や民族としての誇りの問題に関わって来るのでしょうね…。

イングランド人のNathan & Sueも「スコットランドが独立したら寂しいけれど、もし自分自身がスコットランド人だったら独立賛成を選ぶと思う」と言っていました。
ただ「私たちでさえ女王やロイヤルファミリーはお荷物だからいらないと思うのに、独立後も女王をキープするって言ってるのはどうかしてると思うけど」ですって(笑)

「でも英国王室の歴史や品格が、世界から見たイギリスの印象に貢献している部分もあると思うわよ」と言うと、「あなた、それチャールズが即位したあとでも言える?」と言われました…。
チャールズ皇太子、私は好きですけどね^^;
イングランドの人は「多分チャールズ皇太子は即位しないでウィリアム王子に王位を譲ると思う」と考えている人が多いみたいです。

少し話題がそれてしまいましたが、KCの会社の同僚はほとんどがNo Thanks派だそう。
「イングランドは嫌いだし、フットボール(=サッカー)ではイングランドチームが負けてくれたら嬉しいけれど、それでもスコットランドは連合王国に残っていた方がいいと思う」という人たちで占めています。
うちの会社はアメリカの会社なので、もし独立してしまったらどうなるかわからないものね…。

独立が可決されてしまった場合はマーケットが大混乱する恐れがあるので、うちの会社では投票結果が出るまですべてのシステム変更がサスペンドされているそう。

週末にハイランド地方に旅行した時も、Yes派とNo Thanks派それぞれが掲げるポスターや垂れ幕などをかなり見かけました。
ちょっと心配になったのは、No Thanks派のものがかなり破られたり、塗りつぶされていたりしたこと。
独立が否決されたあと、極端な民族主義者がIRAのようにロンドンでテロを起こしたりしなければいいのだけど…。

なんだかんだ言って人間は変化を嫌うので、ふたを開けてみたら「予想されていたよりも差をつけて独立反対派の勝利」という結果になるのではないかと私は勝手に予想しているのですが、どうなるのかしら…。

我が家にも一応poll cardが届いているので、明日は家族で投票所に行くつもりです。

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テーマ : イギリス生活
ジャンル : 海外情報

プロフィール

Tiare

Author:Tiare
マンハッタンの片隅で二人の娘たちを育てる、国際公務員のワーキングママ。

私自身がこれまで住んできた国々(日本・カナダ・スイス・フランス領ポリネシア(タヒチ ボラボラ島)・オーストラリア・英国スコットランド)とここニューヨークで経験した様々な文化や習慣を娘たちに伝えながら、日本語・英語・フランス語のトライリンガル教育を実践しています♡

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